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イボ光線力学療法

PHOTODYNAMIC THERAPY

イボ光線力学療法(PDT フォトダイナミックセラピー)

 
フォトダイナミックセラピー
アミノレブリン酸という物質は、皮膚の腫瘍やイボに選択的に取り込まれます。過剰に取り込まれたアミノレブリン酸は、細胞のミトコンドリア内で光感受性があるプロトポルフィリンという物質に代謝変換されます。そこに波長600~700nmの光線を当てることにより、光化学反応がおき活性酸素が産生され組織の破壊が引き起こされます。その作用を利用して、イボを良くしようとする治療が光線力学療法(PDT フォトダイナミックセラピー)です。

イボ光線力学療法の特徴

 

  • 従来の治療に反応しなかったイボがよくなる
  • 平均7回の治療で、治癒率は60~75%
  • 痛みが少ない

症例写真

モニターさんの治療経過です。

液体窒素療法14回

液体窒素療法を14回施行しましたが改善が見られなかったため、光線力学療法を開始しました。
光線力学療法3回後

光線力学療法を3回施行し治癒しました。
施術料(3回分):19,800円(税込・自費診療)

治療の流れ

 

  1. アミノレブリン酸軟膏をイボの上に塗布します。
  2. 塗布したところをラップで覆い、さらにアルミホイルで覆い、テープで固定します。
  3. 4時間そのままとし、アミノレブリン酸をイボに吸収させます。
  4. ラップ・アルミホイルを剥がし、皮膚表面のアミノレブリン酸軟膏を拭き取ります。
  5. LED(発光ダイオード)治療器を用い、赤色光を20~30分照射します。
 
紫外線ライト照射
紫外線ライトを用いて、アミノレブリン酸が吸収されているかを確認しています。吸収されているところはオレンジ色の蛍光を発しています。

料金

初診料

3,300円

再診料

1,100円

処置料

1箇所 6,600円

肛門周囲のコンジローマ 11,000円

※表示価格は税込です。
※クレジットカードが使用できます。

合併症・副作用

  • 色素沈着が起こる可能性がありますが、もし起こったとしても時間とともに治っていきます。

イボ光線力学療法の留意点

予約の要否 初診は診察順番予約で番号をお取りになりご来院ください。
施術日 即日可能
施術時間 約30分~60分
ダウンタイム なし
抜糸 -
通院回数 1~2週間に一度を数回
持続性 ★☆☆~★★★
コンタクトレンズ -
洗顔 当日から可能 
シャワー 当日から可能
入浴 当日から可能
メイク 当日から可能

Q&A

Q. 施術時間はどれくらい?

A. 軟膏を塗ってから吸収させるまでの時間が4時間かかります。軟膏をお渡しして、自宅で塗ってきていただきます。1回の照射時間が30分ほどです。足と手の2ヶ所など同時に照射出来ない場合は、約1時間かかります。

Q. 痛みはあるの?

A. LED(発光ダイオード)照射時にチリチリとした感じが生じることがあります。まれに強い痛みを感じることがあります。

Q. 通い方は?

A. 1~2週間に1度のペースで行っていきます。

Q. 注意点は?

A. 可視光線(目で見える光)に敏感な状態が12~24時間続きます。当日、翌日は強い光(日光、室内灯)を当てないようにしてください。