一般診療

カンジダ性爪囲爪炎

暖かいですねー♪ やっとゴルフシーズン到来です( ´∀`)/

今日はカンジダ性爪囲爪炎について

カンジダ菌は真菌(カビのことです)の一種で健康な人でも皮膚、口腔内、膣、糞便から分離される常在菌です。
増えなければ悪さをしませんが、多湿な状態が続くと菌が増えて病原性を発揮します。

カンジダ性爪囲爪炎は水仕事をする人の指先に診られる疾患で、爪の周りの皮膚が赤く腫れ、爪上皮(いわゆる甘皮)が消失してしまう病気。
手湿疹と思い間違った治療をしている患者さんも少なくありません。

治療は液体の抗真菌薬を毎日塗ります。
すぐには良くならないので根気が必要。だけど、きちんと毎日に塗れば必ずよくなります。

治療前

カンジダ性爪囲爪炎治療前

中指の爪の周りが赤く腫れ、爪上皮(甘皮)が消失しています。

治療後

カンジダ性爪囲爪炎治療後

抗真菌薬を3ヶ月外用しました。

たまには普通の皮膚科ぽい病気もブログに書いてみました。
手術とかレーザーとか美容とかのネタが多くて勘違いされている人もいるかと思いますが、当院のメインは一般皮膚科です☆

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