一般診療

指趾の粘液嚢腫の治療

指趾の粘液嚢腫の治療

粘液嚢腫は爪のすぐ後ろに粘液が貯まる袋ができる病気。原因はよく分かっていません。痛みも出ないことが多くほっておいても問題ないことが多いですが、爪の変形をきたすこともあります。

手術で取ることもありますが、再発が多くてあまり好きな手術ではありません。

ということで、最近はミノマイシンという抗生剤の点滴を嚢腫内に局所注射する方法で治療しています。

後輩の奥さんに施術しました。ブログへの掲載を快諾いただきありがとうございます☆

治療前

指趾の粘液嚢腫の治療前

爪の後ろにドーム状に膨らむ腫瘤があり、爪の変形もみられます。

ミノマイシン局所注射 1ヶ月後

指趾の粘液嚢腫の治療後

治療回数1回、通院1回
治療にかかった費用:2,000(税抜)

見事にぺったんこに。爪の変形も治ってきています。

ミノマイシンは皮膚にうつと炎症を起こします。この治療も2,3週間は注射した部位やその周りに炎症が続き軽い痛みも伴うことが多いですが、痛み止めなどはいらない程度です。大きい物の場合は1週間ほど圧迫してもらうこともあります。
1回の治療で終わることが多いですが、複数回の治療を要することもあります。
指のガングリオンも同様に治療できますが、他部位(手首とか)のガングリオンに施術した経験はありません。

粘液嚢腫でお困りならしむら皮膚科クリニック

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