一般診療

爪白癬の塗り薬治療

爪白癬の塗り薬治療

外来が忙しすぎて、ブログをサボっていました(・_・;)
もうちょっと真面目に取り組みます!
今日は爪白癬のネタです。

爪白癬は爪の水虫のこと。
爪の場合、塗り薬が浸透しにくいので内服薬で治療することがほとんどで、大抵の場合、半年で治癒します。
これから紹介する症例は、いわゆるクサビ形といわれる形態の爪白癬で内服治療が効きにくいタイプ。
そういう場合は、 米子市の林原先生に教えて頂いたフラクショナル炭酸ガスレーザーを用いる外用治療を行っています。こちらは保険診療になります。

内服治療を4ヶ月行っても改善しなかった爪白癬

内服治療を4ヶ月行っても改善しなかった爪白癬

治療直後

フラクショナル炭酸ガスレーザーで孔を開けた直後

フラクショナル炭酸ガスレーザーで孔を開けます。
毎日1回、クレナフィンという爪白癬専用の外用剤を塗ってもらいました。

3ヶ月後

爪白癬ベセルナ治療中

爪白癬ベセルナ治療後

爪白癬ベセルナ治療後

半年後。ほぼ完治です。

クレナフィンというお薬は爪白癬の新しい塗り薬ですが、普通に塗るだけだと半年後に爪白癬が治癒している確率が30%ぐらい。当院で行っているフラクショナル炭酸ガスレーザーを用いる方法ですと80%ぐらいの方が治ります。
良い方法を教えて頂きました☆

痛み
施術後~半日ほどヒリヒリとした痛みが続きます。

赤み
施術後~数日続くことがあります。

色素沈着
顔面以外に起こる可能性が高いですが、時間の経過とともに薄くなり最終的に完全に消失します。

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