こんにちは!
しむら皮膚科クリニックの広報担当・坂井です!
先週Instagramのフォロワーさんが一気に15名も増えました
いつもご覧いただきありがとうございます!
さて、本日はタトゥーの除去治療についてご紹介したいと思います。
当院でのタトゥーの除去はほとんどの患者様がピコレーザーを使用しての治療をおこなっております。
ピコレーザーとは?
ピコレーザーのピコとはピコ秒のピコです。
秒→ミリ秒→マイクロ秒→ナノ秒→ピコ秒と1/1000ずつ小さくなっていきます。
1ピコ秒=1000億分の1秒という、とにかくもう訳がわからないほど一瞬でお肌の奥のメラニンなどにレーザーが届くことになるんです!
ピコレーザーは1兆分の1秒で照射することができるので、熱によるお肌への負担がほぼありません。
しかし強力な衝撃波でメラニンやタトゥーの色素だけを効率よく粉砕することができるようになりました!
そのため、炎症後色素沈着を起こしにくく、今までレーザー治療では対応の難しかった赤色や橙色や黄色といった明るい色のタトゥーにも効果を発揮するのも大きな特徴です。
タトゥーの除去以外にも、そばかすや毛穴、ニキビ跡、細かなシワ、くすみやシミなどにも効果を発揮します。
各治療の違い
当院ではピコレーザーによる治療の他に、レーザー手術と切除手術がございます。
タトゥーの大きさ、形、色によって治療法には得意不得意がありますので、タトゥーの除去をお考えの方は是非一度ご相談ください!
レーザー手術 | レーザー治療 | 切除手術 | |
サイズが小さい | ◎ | ◎ | ◎ |
サイズが大きい | △ | ◎ | ✕ |
形が長細い | △ | ◎ | ◎ |
黒・青・紫・茶色・緑 | ◯ | ◎ | ◯ |
赤・オレンジ・黄色 | ◯ | △ | ◯ |
治療回数 | 1回 | 3~20回 | 1回~3回 |
治療後の痕 | ケロイド状態を経て、最終的には白く少し硬い皮膚になります。 | 完全に跡形もなかったようになるのは難しく、刺青のあった部分は正常皮膚より色が白くなることが多く、形は少し残ってしまいます。 | 縫合した傷跡は残り、部位によってはケロイド状になることもあります。 ケロイド状になった場合も時間が経つと少しずつ改善していきます。 |
ピコレーザーによる治療の症例写真
およそ1年と3ヶ月の間に17回通院していただきました!
T様、ブログ掲載へのご快諾、誠にありがとうございました。
治療前
治療後
治療回数17回
治療にかかった費用:629,000円(税抜・自費診療)
このように跡形もなく消し去ることは大変難しいのですが、上記の状態から少しずつ肌に馴染んでいくようになります。
ピコレーザーの治療には、少なくとも3回は通院の必要があり、ピコレーザーは次の照射までは最低1ヶ月はあけないといけません…
どんなに急いでも半年はかかりますので、もしも「タトゥーを○○までに消したい!」とお考えの方は治療期間にどうぞ余裕を持ってご来院ください。
しむら皮膚科クリニックでは、サイズ・色・形により最適な治療法をご提案いたします!
また掲載OKの方がいらっしゃいましたら、ブログで経過をお知らせしたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!