粉瘤は皮膚の中に皮膚の袋ができ、その中にアカがたまり徐々に増大する皮下腫瘍のこと。
ぐっと押すと中から白いカスが出てきます。とっても臭いです笑
少なくない皮膚腫瘍で、当院では昨年だけで761件も粉瘤の手術をしています。
ほとんどが、へそ抜き法という最小の傷跡で行う手術方法を選択しています。
どんな感じか紹介いたしますね。
うなじに生じた径4cmの粉瘤
手術直後
局所麻酔をした後、直径5ミリの穴をあけて摘出いたしました。
写真は手術直後の写真。
手術料金(露出部 2cm以上):手術代11,010円+病理検査代3,070円
合計14,080円(保険診療)
傷が小さいので手術当日からシャワー浴はして頂けます。出血もほぼありませんし、手術後の痛みもほとんどないです。
初診したその日に手術をお受け頂けます。
こちらも御覧くださいね☆
感染
細菌による炎症
血腫
術後、皮膚の下に出血が起こり血液が貯留する
出血
術後にやや多い出血を起こす
内出血
術後概ね起こる皮下の血液の組織への浸透で、自然に吸収されます。
瘢痕
全ての皮膚切開創は、多少の傷跡が残ります。肌質的に目立つ人もいます。
肥厚性瘢痕(ケロイド)
傷跡の中でも、膨らみや硬さが強いものです。原因は、遺伝性のため術前には防御することができません。ただし、治療法があります。