刺青(タトゥー)除去
当院では、刺青(タトゥー)の除去を、ピコレーザー(Pico Sure)・レーザー手術・切除手術の3種類の方法で行っています。
レーザー(ピコレーザー、QスイッチYAGレーザー)による刺青除去の平均治療回数は3~10回です。最新のピコレーザーを導入し、すべての色に対応可能です。(赤色はYAGレーザーでの治療となります。) 残念ながら、完全に跡形もなかったようになるのは難しく、刺青のあった部分は正常皮膚より色が白くなることが多く、形は少し残ってしまいます。
レーザー手術とは炭酸ガスレーザーを用い皮膚を削りながらピコレーザーを当て、1回の治療で刺青を除去を目指す治療法です。炭酸ガスレーザーで削った部分は深いヤケド状態になりますのでケロイド状態を経て、最終的には白く少し硬い皮膚になります。
切除手術は、細長い刺青や小さい刺青をメスで切り取って縫合する治療法です。大きさや部位によっては1回の手術で取りきれませんので2~3回に分けて行うこともあります。縫合した傷跡は残り、部位によってはケロイド状になることもあります。ケロイド状になった場合も時間が経つと少しずつ改善していきます。
各治療の違い
レーザー治療 | レーザー手術 | 切除手術 | |
サイズが小さい | ◎ | ◎ | ◎ |
サイズが大きい | ◎ | △ | ☓ |
形が長細い | ◎ |
△ | ◎ |
黒・青・紫・茶色・緑 |
◎ | ◯ | ◯ |
赤・オレンジ・黄色 | △ | ◯ | ◯ |
治療回数 | 3~10回 | 1回 | 1回~3回 |
ピコレーザー
今までタトゥー(入れ墨、刺青)のレーザー治療はQスイッチレーザーというレーザーが主流でした。ある一定の量の光をどれくらいの時間で皮膚に照射するかで治療効果が変わってきます。Qスイッチレーザーはナノ秒という単位でレーザーを照射していましたが、ピコレーザーはナノ秒の1000分の1のピコ秒でレーザーを照射します。それにより、今までレーザー治療では対応の難しかった赤色や橙色や黄色といった明るい色のタトゥーにも効果を発揮します。
従来のQスイッチレーザーではタトゥーのインクや周囲の細胞に熱を与えることで色素を破壊していますが、 PicoSureに搭載されているピコセカンドレーザーは最新のテクノロジーであるPressureWave™技術を利用し、微粒子へと破壊することで身体の代謝により除去することができます。そのため、今までのQスイッチレーザーより少ない回数で刺青を除去出来るようになっています。
ピコレーザーとQスイッチYAGレーザーの効果比較
治療前
5回治療後
左 QスイッチYAGレーザー
右 ピコレーザー
レーザー治療の症例写真
症例1
症例2
治療前
ピコレーザー治療4回
症例3
治療前
ピコレーザー治療4回
症例4
治療前
ピコレーザー治療3回
レーザー手術の症例写真
料金
初診料 |
3,000円
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再診料 |
1,000円
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ピコレーザー(Pico Sure) |
1㎠ 7,000円
1~5㎠ 15,000円
6~10㎠ 23,000円
11~30㎠ 30,000円
31~50㎠ 35,000円
51~100㎠ 38,500円
101~150㎠ 42,000円
151~250㎠ 52,000円
251~300㎠ 61,500円
301~350㎠ 70,000円
351~400㎠ 77,000円
401~450㎠ 84,000円
※料金は1回あたりの治療費です。
※クレジットカードの面積は46㎠、ハガキの面積は150㎠です。
※450㎠を超える場合は、端数分の面積の価格の半額をプラスした価格となります。
例)600㎠: 450㎠+150㎠→84,000円+21,000円=105,000円
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レーザー手術 |
手術基本料金 50,000円
1㎠あたり2,000円ずつ追加となります。
クレジットカードサイズ(46㎠)で計142,000円となります。
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切除手術 |
手術基本料金 30,000円
切除線の全周1cmにつき3,000円
例:1cmの円い刺青を切除するときは切除線が全周で7cmほどになるので51,000円
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※別途、消費税を頂戴しております。
※麻酔代は含まれております。