当院ではウィルス性イボに対し、積極的にいろいろな治療を行っています。
その中でも時に劇的な経過を見せるのが接触免疫療法。DPCPもしくはSADBEというアレルギーを起こしやすい物質を塗って、わざとかぶれを起こさせ、局所の免疫力を高めてイボを治す治療法です。
治療の前段階で行う感作という処置だけで治ってしまった症例を紹介します。(接触免疫療法で行う感作処置はDPCPを含ませたろ紙を24時間皮膚に貼る処置のこと。)
他院でいろいろ治療したけど治らなかった為、当院を受診した患者さん
感作のみ4週間後
劇的に治りました☆24時間DPCPを皮膚に貼っただけで治ってしまいました。感作処置のみで治った方はこの方で2例目ですのであしからず。
イボの治療方法はたくさんありますが、どの治療も確実ではありません。治りが悪いときにはいろいろと治療を試してみるのが大切だと思っています。