一般診療

イボの治療について

イボの治療について

イボとは医学用語では尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)とよび、ヒト乳頭腫ウィルスによる感染症です。人から人に直接接触や間接接触でうつり、一度うつってしまうと自分の皮膚から皮膚へうつって数を増やしていきます。

標準の治療は液体窒素療法です。-196度の液体窒素を綿球を用いて病変部に押し当てて、病変部を凍らせることにより組織を破壊し治癒を目指す治療です。1回で治るものではなく、治療の回数が必要となります。
液体窒素だけではよくならない場合は他の治療に変更したり、他の治療を併用したりします。

ヨクイニン内服

ハトムギエキスの入った漢方で免疫力を高めると言われています。

モノクロロ酢酸外用

皮膚の腐食作用のある薬品を塗布することにより、病変部の組織を破壊して治療します。

モノクロロ酢酸外用+スピール膏

モノクロロ酢酸を外用した後にスピール膏(タコ・ウオノメの治療に使うもの)を貼り、より深くまで組織を破壊します。

ビタミンD3外用

乾癬という病気の治療薬であるビタミンD3を寝る前に外用し、ラップで覆います。なぜイボが治るかはよくわかっていません。

ベセルナクリーム外用

イボと仲間の病気である尖圭コンジローマの治療薬です。免疫を高める作用があります。

イボ剥ぎ法

イボのまわりに麻酔をうち、メスやハサミを用いてイボを剥ぎとります。

レーザー焼灼法

炭酸ガスレーザーを用いてイボを焼ききります。

色素レーザー治療(2017.1.26追記)

こちらを御覧ください。

光線力学療法(PDT、フォトダイナミックセラピー)

光線に反応する物質をイボの部分に塗り、しばらくおいた後、一定の波長の光を当てます。イボの組織を選択的に破壊します。

接触免疫療法

かぶれやすい物質をイボに塗り、わざとかぶれを起こして免疫の力を利用して治療します。

思いつくまま、書いてみましたが、じつはまだまだ方法はあります。
これだけの方法があるのは、確実に効く治療がないことの裏返し。

何かいい方法がないかいつも考えています

お盆は長野へ旅行へ行ってきました。
ホテルで見たアキットのスプーン・フォーク曲げはマジすごかった。
息子の勇姿を載せておきます。

しむら皮膚科クリニック
お問い合わせ

POSTED COMMENT

  1. ( ´ω`) より:

    はじめまして^^☆
    以前小さいときからあるシミを消してもらいたく
    品川クリニックにいったのですが
    新潟の品川ではやってなく
    志村先生ならと聞きました☆
    レーザー治療など
    詳しいことが知りたいです!!

  2. 志村 英樹 より:

    ( ´ω`)さま
    コメントありがとうございます。
    こちらからお問い合わせをお願いします。
    https://ssl.form-mailer.jp/fms/ceac672d82170

  3. pinkhime より:

    先日は時間外にもかかわらず、快く往診を引き受けて下さり、どぉもありがとぉございました。
    赤ちゃんでまだまだちっちゃいので、正直病院の受診やお出かけも、もぉしばらくは大変な時期なので、本当にありがたかったです。
    母のヘルペスも、だいぶ良くなってきました。あとは赤みがひくのを待つのみです。
    私自身も、もぉ少し子育てが落ち着いた頃に、美容系の診察に伺いたいと思ってます。

  4. 志村 英樹 より:

    先日はどうもでした。
    お土産、家族皆で美味しくいただきました。
    受診お待ちしております。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA