当院では顔のほくろの手術は、ほぼ全例で「くりぬき手術」を行っています。
くりぬき手術とは、ほくろをパンチという道具で丸くくりぬいて切除して、縫わないで終了とする手術です。
手術終了直後は、穴があいているので少しだけビックリされるとは思いますが、グングンと傷が埋まっていきます。最終的にはほとんど傷跡はわからなくなります。
手術前
5ミリ弱のホクロでしたので、直径5ミリのパンチで手術を行いました。
術後1ヶ月
術後半年
治療回数1回、通院3回(初診/手術時、術後1週間、1ヶ月後)
治療にかかった費用:8,050円(3割負担)
※上記の症例の場合
術後1ヶ月ですと、まだ赤み・膨らみが目立ちますが、半年後にはほとんどわからなくなりました。
レーザー手術を希望される患者さんも少なく無いですが、くりぬき手術の方がレーザー手術よりも傷跡が綺麗だと思っています。
ほくろの手術はしむら皮膚科クリニックへ
感染
細菌による炎症
血腫
術後、皮膚の下に出血が起こり血液が貯留する
出血
術後にやや多い出血を起こす
内出血
術後概ね起こる皮下の血液の組織への浸透で、自然に吸収されます。
瘢痕
全ての皮膚切開創は、多少の傷跡が残ります。肌質的に目立つ人もいます。
肥厚性瘢痕(ケロイド)
傷跡の中でも、膨らみや硬さが強いものです。原因は、遺伝性のため術前には防御することができません。ただし、治療法があります。