静脈瘤

下肢静脈瘤の新しい治療法「血管内塞栓術(ベナシール治療)」開始!

「血管内塞栓術(ベナシール治療)」開始!

こんにちは!
しむら皮膚科クリニックの広報担当・坂井です。

今回は静脈瘤治療のスペシャリスト・秋葉先生から新しい下肢静脈瘤の治療「ベナシール」ついて解説していただきます!

秋葉力先生
秋葉力先生
こんにちは、下肢静脈瘤治療担当の秋葉です。

当院で6月から導入しました、新しい下肢静脈瘤治療ベナシール(VenaSeal™)について紹介させてください!

従来の下肢静脈瘤の治療方法

従来の下肢静脈瘤血管内焼灼術では、カテーテル本体から放出される120度の熱で血管内に熱を加えて人工的に血栓を作り、静脈内の逆流を止めることで静脈瘤による症状を改善してきました。

一方で治療する血管に沿って大量の麻酔液を入れるため、何度も針を刺す必要があります。
その為、針を刺す時の痛みや、治療後の麻酔液の染み出しが問題でした。

また、熱凝固で血管に沿って走る神経にヤケドさせる可能性がどうしてもあるため、治療した箇所の感覚がおかしくなることがある、術後弾性ストッキング着用が必要、当日シャワーに入れない、仕事復帰が当日できない(次の日になる)等デメリットも多々ありました。

ベナシール治療について

当院が6月に導入したベナシール(VenaSeal™)は、ヒストアクリル(NBCA;n-butyl-2-cyanoacrylate)という医療用の瞬間接着剤を静脈瘤内に注入することで血管内を閉塞する方法です。

血管内焼灼術と較べて3年後の術後閉塞術は変わらないというデータもあり、以下のようなメリットもあります。

ベナシール治療のメリット

  • 大量の麻酔液を入れる必要が無いため、針をたくさん刺す必要なく痛みが少ない
  • 麻酔液の染み出しが無い
  • 熱凝固しないため神経や組織にヤケドを作る心配が無い
  • 術後弾性ストッキング装着する必要が無い
  • 当日シャワー浴びられる
  • 当日仕事復帰ができる

等が特徴となります。

一方でベナシール治療のデメリットとしては、血管内に接着剤が残るのでアレルギー反応が出ることがある、と言われていますが欧米の報告では数%と少数とのことです。

皮膚のアレルギー診断、治療は当院の得意分野であるので、その点でも当院で治療を受けられるメリットは十分あると思います!

ベナシール治療の料金

片足

 
3割 55,000円程度
2割 18,000円程度
1割 18,000円程度

両足

3割 100,000円程度
2割  18,000円程度
1割  18,000円程度

ベナシール治療受けられる方の年収によっては高額療養費制度の対象となる場合があります。
また民間の生命保険、医療保険の手術給付金の対象となる場合があります。

詳しくはスタッフまで御相談ください。

下肢静脈瘤詳細ページ

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