老人性色素斑（シミ）の治療｜しむら皮膚科クリニックのブログ

顔面・手の甲に生じる丸いシミ（老人性色素斑）に対し、当院ではトレチノイン・ハイドロキノン外用療法、Ｑスイッチルビーレーザーによる治療を行なっています。

一長一短あるのですが、完全に消したいのであればＱスイッチルビーレーザーをお勧めしています。
若干、痛みを伴います（輪ゴムで軽く弾かれた感じ）が麻酔のいらないレベル。下の写真の大きさであれば１，２分で終了します。

治療前

治療１０日後

治療６週間後

施術料（１回治療）：２０，０００円（税抜）

非常に良い結果が得られました

若干、赤みが残っていますが徐々に消えていきます。

シミを消すレーザーには、Ｑスイッチルビーレーザー以外にもＱスイッチアレキサンドライトレーザー、Ｑスイッチヤグレーザーがありますが、ルビーレーザーの波長（６９４ｎｍ）＋２０ｎｓの照射時間がシミに対して最も効果的であるとされています。
他院で別のレーザーを何回か照射されても消えなかったシミが当院での１回のレーザー治療で治ることも。

老人性色素斑の治療はしむら皮膚科クリニックへ

下記の方は治療を受けられません。

・妊娠中、出産後６ヶ月以内の方
・光アレルギーのある方
・シミの上に肌色の刺青を行っている方
・金の糸を入れている方
・金製剤（シオゾール注、グレリース錠、リザスト錠、リドーラ錠）の注射・服用歴のある方

炎症後色素沈着
皮膚のメラニン色素を破壊する時に生じる熱により、軽いヤケド状態になります。そのヤケドのために起こってくるのが炎症後色素沈着です。治療後２週間ほどでシミのとれた後の赤みが肌の色に戻ります。炎症後色素沈着は最長でも１年で消失します。

色素脱失
肌の色が白く抜けてしまうことをいいます。当院で採用しているThe Ruby Z1は照射野に均等な強度でレーザー光を照射できますので、適正な強度で治療行うことにより色素脱失が起こる可能性を少なくしています。